腸を整える短鎖脂肪酸

短鎖脂肪酸とは何か?・・・

腸内細菌が食物繊維を分解発酵することで生じる物質。酢酸・酪酸・プロピオン酸などの総称。

体内に増えると・・・腸粘膜を修復、腸内フローラの活性化、腸内細菌を増やす、糖尿病を改善、肥満を解消、体の「炎症」を抑制する。

短鎖脂肪酸を増やす食べ物は・・・
海藻類、きのこ類、納豆、アボカド、ヤマイモ、オクラ、酢たまねぎ、キャベツ、にんにく

腸を整えるための4つのカギ

私は、腸を整えて、心と体の健康を回復させていくには、次の4つが大切になると考えています。
⓵腸内細菌を増やす ⓶腸内フローラの働きを高める ⓷腸粘膜のバリア機能を回復させる ④体のあちこちで発生している「炎症」を抑制する

これらは、私達が「腸を強くするために行うべき課題」でもあります。腸はわたしたちの生命活動エネルギーを生み出している器官。これらの課題がクリアされて、腸が本来の機能を取り戻して活発に働くようになれば、エネルギーが心身のすみずみに行き渡り、それまで悩まされていた数々の不調や病気が快復へと向かっていくようになります。
その腸を整えてくれるスーパーヒーローのような物質が、「短鎖脂肪酸」なのです。おそらくほとんどの人が聞いたことがないのではないでしょうか。しかし、実はこの短鎖脂肪酸は、いまや世界中の研究者の注目の的。とりわけ、腸や腸内細菌に関わっている研究者からは、「短鎖脂肪酸は人類が夢にまで見た万能薬ではないか」といった声まで上がっています。

腸をよみがえらせるスーパーヒーロー「短鎖脂肪酸」とは?

短鎖脂肪酸は、酢酸、酪酸、プロピオン酸などの有機脂肪酸の総称です。酢酸と言えば、すなわち「お酢」ですので体で作られる「酢」と考えておけばいいでしょう。短鎖脂肪酸は、腸内において腸内細菌によって生成されている。その元になっているのは食物繊維やオリゴ糖。これらは腸内細菌の大好物であり、腸内細菌のエサとなる食品です。もともと、食物繊維やオリゴ糖は体内では消化されにくいのですが、腸内細菌がエサとして食べることによって腸内でさかんに発酵します。そして、その発酵によって生まれる物質が短鎖脂肪酸であるわけです。
だから、短鎖脂肪酸を増やすためには、野菜などの食物繊維をたっぷり摂ることが必要なのです。短鎖脂肪酸は、腸内フローラの働きをよくしたり、腸粘膜のバリア機能を高めたりと、腸を健全に動かすためにさまざまな仕事をすることになります。

さらに、短鎖脂肪酸が好影響をもたらすのは、腸だけではありません。腸粘膜から吸収された短鎖脂肪酸は、血液中に入り、体中を回ってさまざまな活躍をする。例えば、炎症を抑えるのに役に立ったり、肥満や糖尿病を防ぐ立役者になったり、体のあちこちで多岐にわたる問題を解決してくれるのです。

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