ベーシックインカムで社会は変わる!?

日本では年金の支給対象を75歳に引き上げようという案が出ているとか・・・

こんなに働いて、したくもない仕事して、自分のやりたいことも出来なくて、75歳からが老後・・・!?

”隷属なき道 AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働”の著者のルトガー・ブレグマンは気鋭の歴史学者&ジャーナリスト。資本主義に代わる新しい施策として、『ベーシックインカム制の導入』『週15時間労働』『国境の解放』を提唱されている若干29歳のオランダ人とのこと。

ベーシックインカムの導入に関してはもう随分前から話題にはなっていましたが当時人々はやや懐疑的な見方をしていました。働かないで生活費を貰えるんだったら、働かなくなる者が増えるかもしれないし、既得権益を持つ者にとって人が自由を手に入れると危ういことになると考えたのです。民度、人々の意識が高まっているところでないと、有効に機能しないのではないかと・・

しかし、あれから数年の時が経ち、今の混迷する政治や社会を見ていると、世論のベーシックインカムに対する随分意識が変わってきている。

よく「財源はどこだ?」「どこから財源はねん出するのだ!?」と愚者は指摘しますが、財源はあるのです。
年間100兆円と言われているベーシックインカムの財源は、社会保障給付費、年金の廃止、生活保護の廃止、公務員の削減、公共事業の削減などから捻出すれば簡単にまかなうことが出来るのです。

本書のタイトル「隷属なき道」というのはAI(人工知能)の軍門に下らないために、という意味だそうです。それほどにAIとロボットが人間の仕事の代わりをするようになっていくということです。日本人は少々問題意識に欠けるようにも思うのですが、これから確実にやってくるAIとロボットの時代!、人間にしか出来ない仕事なんて全体の1割に満たないとも言われている。

ということは今から自分の仕事と生活に対する考えをしっかりと考えていかなければなりません。

私は以前から三次元的な物質文明が溶け出していると書いていますけど、例えば雑誌。今みたいに毎日ネットで新しい情報が更新されている状況だと週刊誌みたいな紙媒体は瞬間的にただのゴミになってしまう。電車の中でも週刊誌広げて読んでる人は少なくなってきた。ここ数年のうちに今以上に紙媒体は少なくなるでしょう。

ということはネットに精通していない編集者なんてみんな要らなくなってしまう。そして印刷会社と製紙業も必要なくなる。唯一残すべきものがるとすればそれらは全てAIが肩代わりしてくれる・・・

ということで必然的に“1日3~5時間”くらいの労働で充分暮らせる社会を構成する必要がある。どうしたってネクスト次元に移行しないとならないということです。

では1日3~5時間くらいの労働で「貴方は何をしますか?」ということが今問われています。AIでは代役が効かず、非常に効率の良い方法で、社会的に通用するある“価値”を創造しないとならないということです。

もしもベーシックインカム制度が導入されると、今まで真面目に働き、サービス残業も厭わず頑張ってきた人が途方にくれてしまうかも知れない。逆に何年も引きこもっていた人達の方が、有り余る時間を使って何か有益な創造を行うかも知れない。各人が自分の潜在能力を引き出すことが義務化していくかも知れない。

もし、あなたが、自分のやりたいことで社会に貢献出来るようになった時、1日3~5時間で何をしますか?
生活は保障された。これからあなたは自由です。すべてにおいて自由である時間であなたは何をするのか!?

を考えなければ、ならないのです。

今、試験的(プロトタイプ)にカナダやフィンランドでベーシックインカムの導入が始まっています。もちろん色んな問題が出てきますが、一人当たりの生産性の向上が見られたり、良い効果が生まれてもいるようです。日本はこれからさらに高齢化が進み、社会保障費は膨らみ続けます。

国会議員でない人達で真面目にこの国の行く末を考え、そのかじ取りをしないと、ロボットやAI時代がきたとしても、旧態依然とした(思考的な)奴隷のままでしょう。

今日何するか、明日何するかが大事です。予定は決まっていないので。世の中の誰も、今日の予定も明日の予定も決まっていません。全部自分で決めていくしかない。先の予定が決まっていないと不安だったり、仕事や家事に縛りつけられていると感じているならそれは“思い込み”というやつですね。全て自分が選択したことが現実化しているのです。本当は“今”という瞬間を自分で選択して生きているんですね。ただその連続が続いているというだけです。

そしてこれから先は“今日何するか”“今何するか”を選択することがとても大事な世の中になっていくでしょう。

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