仏大統領にマクロン氏

最年少39歳 親EU路線継続

欧州連合(EU)からの離脱やテロ対策が主な争点となったフランス大統領選の開票投票は7日、即日開票され、親EUで超党派の市民運動「前進」を率いる中道系候補エマニュエル・マクロン前経済相(39)が、EU離脱を訴えた極右、国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン候補(48)を大差で破り勝利した。史上最年少のフランス大統領となり、第2次大戦後の同国政治をけん引してきた左右の二大既成政党に属さない大統領は初めてである。

英国の離脱など難局が続くEUは一層の危機をひとまず回避した。今回の選挙結果はドイツ、イタリアなど他の欧州主要国の総選挙にも大きな影響を与えるとみられる。

内務省発表の公式結果によると、マクロン氏は2075万3704票で得票率は66.10%、ルペン氏は1064万3937票で33.90%だった。マクロン氏は7日夜、パリのルーブル宮殿(美術館)前の広場で支持者に「共和国の価値観を守る」と勝利演説した。一夜明けた8日、新政権発足に向けた動きを本格化させた。

昨年の英国民投票や米大統領選を受けて「保守主義」「自国第一主義」を掲げる極右やポピュラリズム(大衆迎合政治)の勢力が活気づく中、マクロン氏は「EUとの協調」「左右の党派対立を超えた政治」を提唱し、支持を集めた。

ルペン氏は国内でのテロ続発や失業率の高止まりなどに対する国民の不満や不安を背景に「EU離脱」「移民受け入れ1万人受け入れ」「反イスラム」を強調。4月23日の第1回投票で2位となったが、決選での逆転は果たせず「国民は政治の継続性を選んだ」と敗北を認めた。マクロン氏は「EU協調」「移民受け入れ」「イスラム主義」である。

ただ、ルペン氏の得票は極右として最多記録を更新した。投票率は74.56%。決選投票としては1969年の約69%に次ぐ記録的な低水準だった。棄権と白票は合わせて3割を超えた。

大統領任期は5年。今月14日に就任する。まだ議会基盤のないマクロン氏にとり、6月の国民議会(下院)総選挙が任期の命運を左右する重大な関門。政界再編が確実視される中、多数派の獲得を目指す。

マクロン氏は、オランドの率いる元社会党であり、ロスチャイルド銀行に勤めていたエリート支配層であり、フランスは現状維持となる。閉塞感が以前として漂ったままで何もよくならない。移民対策はしないので失業率は高いままであり、テロもなくならない。なくならないばかりか今後、イスラム教徒によるテロは増えていくでしょう。

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